2019年9月3日火曜日

余島キャンプ

8月27日(火)~29日(木)年長組の希望者が、神戸YMCA余島キャンプ場へ2泊3日のキャンプへ出かけました。

<初日:姫路港から乗船>
幼稚園から大型バス2台で姫路港へ、そして小豆島福田港までフェリーで向かいます。

フェリーの中でお弁当を食べました。
小豆島銀波園から渡船のオリーブ丸に乗って、余島へ上陸です。
大きな荷物もみんな自分で担いで歩きます。

キャンプ場のグランド、食堂が見えます。
食堂に入ってオリエンテーション、山本キャンプ長から話を聞きます。
このキャンプは、YMCAちとせ幼稚園との合同のキャンプで食堂はいっぱいです。
さっそく子どもたちは散策に出かけます。この時間帯は引き潮で、余島から小豆島までが陸続きとなります。

子どもたちは海岸で色々な生き物に出会います。ふじつぼや牡蠣も見つけました。

色々な貝や、えびと蟹の両方を捕まえた男の子もいます。

夕食時には余島のボランティアリーダーたちと大きな声で歌います。
この日の夕食は、豚肉野菜炒め(燃やし・人参・たまねぎ・にら)、ポテトサラダ、ゆでキャベツ、わかめスープ、オレンジです。
みんなおいしそうに食べています。

<2日目>
2日目の朝が明けました。曇り空の朝でした。

余島のボランティアリーダーたちは、子どもたちが起きてくる前に掃除を始めます。

食堂の掃除です。
毎朝トイレも掃除します。キャビンの近くのトイレと食堂内のトイレです。

朝の集まり。園長先生の話を聞きました。

午前中はクラフトです。拾った貝殻にペイントしました。

こんなペンダントも出来ました。たくさんのお土産、宝ものです。

午後はカヌーに乗りました。
沖まで漕ぎ出して、「気持ちいい!」
海岸で遊ぶグループと分かれて順番にカヌーに乗りました。
海岸でもみんな元気に遊びます。
海中にザブーンと投げ込まれました。

大きなヒトデを見つけました。
さあこの子たちは、何を見つけたのでしょうか。

大きなバッタをつかまえました。
グランドでは野球が始まりました。
これはすごい。ピッチャ-、キャッチャー、バッターに審判もちゃんといますよ。



2日目の夕食。
鶏肉照り焼き、マカロニ卵サラダ、ゆでキャベツ、味噌汁
オレンジ。



























夕食後は、海のホールでゲーム大会です。

<3日目>
3日目の朝焼けの空です。
この日もリーダーたちは朝早くからお掃除します。
余島キャンプはこんなボランティアリーダーたちに支えられて運営されています。
朝食です。お祈りして、「いただきます」。
もうすぐ余島とお別れです。「楽しかったよ。」はい、ポーズ!!


余島の施設が現在の形に改築された1976年に置かれた石碑です。
「人と出会い 神と交わり 愛の火のもえるところ」


余島キャンプ場は、神戸YMCAが1950年から運営する青少年のためのキャンプ場です。周囲2.2Kmの小豆島の離れ小島で、少年キャンプ場の他、家族やグループが利用するファミリーエリアがあります。
 少年キャンプ場のグランドです。
 ウエルカムゲート。ここらか先は少年キャンプ場の仲間しか入ることは許されません。
海のホールです。冬の間は、ヨットやカヌーなどの艇庫となります。
ファミリーエリアの食堂です。
南の浜です。遠く沖合いには四国高松の屋島が見えます。





子どもたちにとって、家庭を離れた2泊3日のキャンプはどんな体験だったのでしょうか。キャンプはよく「脱日常」と言われることがあります。日常とはまったく異なった環境での生活だからこそ、あらために日常を振り返って気づくことも多くあるのです。当たり前だと思っていた家族の存在も、家庭を離れてこそどれだけ自分が大切にされ、愛されていたかを感じることが出来、そしてまた日常に戻っていく、そのことに意味があります。そしてまた不安な気持ちを持ちながらも、キャンプを自分自身の力を使って終えて家庭に帰った時には、子どもたちは何とも言えない自信に満ちた表情を見せてくれるのです。子どもたちが成長する瞬間です。そんなキャンプをこれからも長く続けていく使命が私たちにあることを忘れないでいたいと思います。