2018年8月31日金曜日

幼稚園余島キャンプ

8月27日(月)~29日(水)まで年長クラスの希望者が余島キャンプに出かけました。
<初日>
 大型バス2台に乗り込んで姫路港に到着しました。

 小豆島福田港行きのフェリーが到着しました。
 フェリーに乗り込むみんなです。
フェリーの中ではじゃんけんゲームも楽しみました。

 お弁当を頂きます。
福田港からまたバスに乗って小豆島の離れ小島である余島の対岸までやって来ました。
 いよいよ余島に上陸しました。



キャンプ場の入り口です。ここから先は少年キャンプ場のメンバーしか入れません。
余島キャンプ長からオリエンテーションです。
 最初の活動は、海水浴です。みんなで準備体操をしました。
大きなビート板から海へジャンプ!
 砂山作りの競争です。
「はい、このグループの高さはこの高さです」

 海で遊んだあとはシャワーを浴びて、さっそくグランドへ飛び出す子どもたちです。
 虫とり網をもって、バッタや赤とんぼを追いかけます。
 こちらでは、サッカーが始まりました。
フラフープを持ち出した女の子たちです。一人ひとりが遊びを見つけて楽しみます。
 夕食の前には白ベンチに集まって、キャンプソングを歌います。
 食堂にみんなが集まりました。
 この日のメニューは、「豚肉野菜いため、茹でキャベツ、オレンジ、わかめスープ」
 みんな美味しく頂きました。


 日が暮れてきました。この夜はキャンプファイヤーが予定されています。
 余島に住んでいるというインディアンさんが火を持ってきてくれました。
 火を囲んで、みんなでキャンプファイヤーを楽しみました。


<2日目>
2日目の朝。東の空が明るくなって来ました。


 余島のリーダーたちは、みんなが起きてくるまでにお掃除を始めます。
 幼稚園から余島に来て、大学生になってリーダーとなった卒園生が何人もいます。
トイレもきれいに掃除します。
 子どもたちは、寝床から起きてきてさっそくの虫捕りです。
 バッタを捕まえました。
赤とんぼです。
  朝の集いで園長先生の話を聞きました。
朝食です。
「スクランブルエッグ、ポトフ、食パン、バナナ、牛乳、紅茶、ジャム、蜂蜜」
 食事のあとは、キャンプ長から新聞の「しつもん!ドラえもん」のクイズです。
なかなか難しい!
 今日も海で遊ぶぞ!!
 先生を砂で埋めちゃいます。
「僕も埋めて下さい!!」
 お昼ごはんは、カレーです。
 みんなカレーは大好きです。
昼食のあとは、キャビンでお昼寝です。
 お昼寝のあとは、スイカのおやつ。みんな美味しそうに食べていました。
 おやつのあとは、カヌーに乗りました。
潮が引いて中余島まで歩いて行きました。この小豆島までの引き潮時に現れる道が、エンジェルロードと呼ばれています。
「ハッピィバースデー トゥーユー♪♪」
この日がお誕生日の二人のお友だちにキャンプ場からケーキが用意されました。
「ケーキは誰と食べますか?」「グループのお友だちと食べます!!」

<3日目>
3日目の朝がやってきました。


3日目の朝食は、「豚汁、ごはん、バナナ」
 子どもたちが拾った貝殻は、ペンダントなどのお土産にかわります。
磯の潮溜まりでつかまえたカニも、このあと海へ戻してあげていました。

最後の半日もみんなは余島を散策して楽しみます。
 海のホールで余島のリーダーとはお別れです。「余島のリーダーありがとう」
 いよいよ余島を出発です。
「さようなら余島!」「また、来ます!」「楽しかったよ!!」

 年長児の子どもたちにとっては、家庭を離れての2泊3日の余島キャンプはきっと大冒険だったことでしょう。「わくわくどきどき」の楽しい気持ちで参加した子どももいれば、家族から離れることが不安な子どももいました。また元気いっぱいすごしていても、食事を前にしたり寝床に着くときに家族を想い出して涙する子どももいました。しかし、どんな気持ちを味わったにせよ、そのことは決して無駄にはなりません。普段は気にもしていなかった家族(ほとんどの子どもにとってはお母さん)の存在や優しさをあらためて感じたことでしょう。
 そして何よりもテレビもゲーム機も無い自然の中で、友だちといっしょに飽きることなく子どもは遊び、この3日間をすごしました。そんな経験を通して自分を知り、家族を知り、他者と出会って行く中で子どもたちは自ら成長していくことを忘れないでいたいと思います。




<余島キャンプ場(余島野外活動センター)紹介>
 余島キャンプは戦後まもない1950年(S.25)に、神戸YMCAの青少年のためのキャンプ場として開設されました。
 余島は島全体が神戸YMCAのキャンプ場で、小豆島沖約1kmに位置する周囲約2.2km、敷地面積約3万坪の無人島です。子どもたちを対象とするキャンプエリアと、家族やグループも利用頂けるセンターエリアを持っています。

小豆島銀波園から余島に渡船で渡ります。 
浮き桟橋から余島に上陸します。
桟橋から少年キャンプ場へと続く道です。








少年キャンプ場のグランドと食堂です。
少年キャンプ場への入り口です。



 スタッフキャビン。キャンプ場を運営するリーダーはここで寝泊りします。
 子どもたちのキャビンです。
 このようなキャビンが、それぞれ独立して12キャビンあります。

 余島センターへと続く道です。
 その道の途中の海岸には、以前買出しのリーダー(バイヤー)が使っていた焼玉エンジンの和船(ぽんぽん船)が朽ち果てて置かれています。



 余島センターのインフォメーションセンター(フロント)です。
 余島センターの宿泊施設、家族やグループで利用できます。

野外集会場(ファイヤープレイス)
 センターの食堂です。
食堂の内部です。

 研修棟です。
南の浜から見た食堂。
南の浜。はるか南に高松屋島が望めます。
余島の施設が現在の形に改築された1976年に置かれた石碑です。
これからも多くの青少年や家族が集い、楽しみ、共に成長できる場としての余島であることを祈っています。