2018年1月26日金曜日

寒い朝



 この冬一番の寒波が到来している寒い朝、園庭のあちらこちらに水の入ったバケツが置かれていました。
 

一人の男の子が登園してきてすぐにバケツを見つけました。
「ほら見て、氷できてる」

バケツから取り出された氷、こんなに分厚い氷です。

先生がトレーの上にタオルを敷いて、その上に氷を乗せました。

子どもたちがすぐに触りにやってきます。
「冷たい!!」

こんな大きなボウルの様な氷も出来ていました。

中に植物が閉じ込められた小さな氷をもありました。

そんな氷のボウルに入れられた寒暖計は、0℃を示しています。

登園してきた子どもたちが園庭入り口に置かれた氷を触ります。

指をのばして氷のボウルをくるくる触ります。

園児の弟くんは、くまのぬいぐるみに氷を見せているのでしょうか。

園庭で出来た氷を見たお友だちは「僕も作りたい」と
水を入れた器を置きに行きました。

どこに置くのが良いかと子どもたちそれぞれが場所を考えて置いていたようです。

次の日もとても寒い朝でした。先生たちは掃除を始めました。

園庭にある蛇口からは水がポタポタと垂れていました。

なんとその蛇口の下には、こんな氷柱が出来ていました。

また、園庭のあちこちに置かれた器の水も凍っていました。

水に浮いていたすりこ木も一緒に凍り付いています。

ゼリーカップに入った水も凍っています。
子どもたちはこんな氷の作品を「ほら氷できたよ」と次々に見せに来てくれました。

こんな寒い日が続いていますが、
みんなが植えたチューリップの球根は芽を出し始めました。



 寒い日の朝、園庭で出来た氷に興味に示し、自分も作りたいと色々な器に水を入れて園庭に置きにいく子どもたちがいます。興味や関心をもったことが原動力となって、自分で考えてやってみようとするのです。
 興味や関心のないことをあれこれと大人が教えたり、指示してさせることからはあまり成果はあがりませんが、自ら学ぼうとする時には子どもたちはどんどんと吸収していきます。まさしく「学ぶの語源は真似るだ」と言われるように、やらされるのではなく、自分もしてみたいと思ったことには、自ら考えて判断して行動していくのです。
 子どもたちには、まさしく球根と同じように自ら成長していく力が与えられているのです。その力を信じて子どもたちの成長を見守りたいと思います。



2018年1月25日木曜日

YMCA交流会


今年度2回目のYMCA交流会が西神戸YMCA幼稚園で行われました。神戸YMCAちとせ幼稚園、そして学園都市地域にあるYMCA保育園、西神戸YMCA保育園、神戸学園都市YMCAこども園と5つのYMCAの施設の年長クラスの子どもたちと先生たち230名ほどが集っての交流会です。

YMCAちとせ幼稚園の年長クラスのお友だちが園バスに乗って到着しました。





初めて西神戸YMCA幼稚園にやってきたYMCAちとせ幼稚園のお友だちです。

YMCAの保育園のお友だちも到着しました。
幼稚園・保育園の区別なく8つのグループに分かれます。
みんな自分のグループの番号の部屋に入って行きます。


グループに分かれていよいよ交流会が始まります。
「どんな子がいるのかな」ちょっと不安な表情です。

グループごとの自己紹介に続いて
保育園の先生たちの自己紹介です。




グループ対抗のゲーム大会が始まりました。
最初は「なぞなぞクイズ」です。
問題です。
「うちわは良いけど扇子は持ち込めない乗り物は何?」
みんなで一緒に考えます。




次のゲームは「進化じゃんけん」でした。
「ゴキブリ」に「かえる」、「さる」もいます。


最後のゲームは「マジックボックスゲーム」
「うちわ」もあります。

「スリッパ」もあります。
全部で30個のものがどんどん出てきます。
さあ、30個全部を思い出すことが出来るでしょうか。
みんな、思い出して各グループで書き出しています。


ゲーム大会で一番になったグループの紹介です。


昼食も各グループごとに頂きます。




いよいよ解散の時となりました。
「さようなら」






保育園のお友だちもバスに乗って帰ります。
記念撮影です。



「さようなら」「楽しかったね」



ちとせ幼稚園のお友だちもバスで帰ります。
「さようなら」「また会えたらいいね」

 YMCA交流会は何年も一緒に過ごした園の仲間ではなく、ほとんど出会うことのなかったYMCAの仲間との交わりのひと時です。またそれぞれのグループの先生も初めて出会う先生だったかも知れません。でもそんな仲間や先生とも楽しくひと時を過ごすこと、共に食事をすることを通して自分を伝え、他者を受け入れる経験をします。もうすぐ小学校に入学していく年長児にとっては、きっとそんな新しい環境も楽しめるんだという気持ちになったのではないでしょうか。
 年長クラスのお友だちには、残されたひとつひとつの時を大切に過ごして卒園出来ることを祈っています。