2017年8月30日水曜日

年長児余島キャンプ(8月27日~29日)

<初日>
 西神戸YMCA幼稚園とYMCAちとせ幼稚園の年長児の希望者が、2泊3日の神戸YMCA余島キャンプへ出かけました。


 幼稚園の前から貸し切りバスで出発です。

姫路港から小豆島フェリーに乗船します。



フェリーの中でお弁当をいただきます。

小豆島銀波園の沖に余島が見えています。




オリーブ号で余島へ向かいます。



余島へ到着です。みんな荷物を背負ってキャンプ場へ向かいます。

キャンプ場の食堂でオリエンテーション。キャンプ長のお話です。





 キャンプ場に着いてさっそく海水浴の開始です。


「海はみんなの楽しい広場」そのものです。



海水浴の後、夕食までの間も子どもたちはグランドを駆け巡ります。





                         

夕食のメニューは、「豚肉、にんじん、ニラ、たまねぎ、もやしの炒め物、マカロニサラダ、茹でキャベツ、わかめスープ、オレンジ」
みんなで盛り付けて頂きます。


初日の夜はキャンプファイヤーです。
余島の森に住んでいると言われているインディアンが
たいまつの火を持ってきてくれました。



















<2日目>
  2日目の朝がやってきました。





 
















まだみんなが起きはじめる前から余島の大学生のリーダーたちは掃除を始めています。






朝7時。起床の合図の鐘が鳴らされます。
「コーコケコッコ、夜が明けた、お空に真っ赤な陽が昇る」

朝の集まりです。
園長先生のお話。
「みんなは家族のことを想いだし、家族はみんなのことを想い、
そして神様もきっとみんなのことを見守ってくれています」



二日目の朝食。
食パン、ハム、スープ、バナナ
蜂蜜、ジャム、紅茶と牛乳

                           

 午前中はカヌーに乗りました。




余島から小豆島までの間の潮が引いて、歩いて渡ることが出来ます。

ここが、「エンジェルロード」と呼ばれています。





 二日目の昼食。カレーライス


お昼寝の後は、また海で遊びます。

 遊ぶことに飽きない、これこそ本当の子どもの姿です。



 夕食前の集まりで、手を洗いにいく順番のじゃんけんをしています。



二日目の夕食。
「鶏むね肉、にんじん、もやし、シメジ、たまねぎのマヨネーズポン酢、春雨サラダ、もやしスープ」









<3日目>
 いよいよ神戸に帰る日となりました。子どもたちはキャビンの掃除、自分の荷造りを済ませて、南の浜を散歩に出かけています。

南の浜の砂浜です。





磯で遊んでいます。

何か生き物もいるようです。




いよいよ余島を離れる時がやってきました。
キャンプの感想を述べてくれるお友だちです。


余島のリーダーたちともお別れです。





オリーブ丸に乗船して、余島を出発します。
「余島さよなら、バイバイ、また来るよ!」



 幼稚園の年長児にとって2泊3日のキャンプは、どのようなものだったのでしょうか。
家庭を離れて少し寂しい気持ちを感じた子どももいたと思いますが、それもまた貴重な体験です。普段の生活では感じない家族の素晴らしさ、やさしさも感じたことでしょう。
 そして、何よりも豊かな自然の中で子どもたちは飽きることなく遊びます。そこでは
テレビもゲームも必要ありません。
 日常の生活を離れて自然の中で、「遊んで、食べて、寝る」、こんな単純な生活がきっと子どもたちにも一番必要なのだろうと思います。

余島キャンプ場(余島野外活動センター)紹介

1950年に開設された神戸YMCA余島キャンプ場の紹介をします。

 余島は島全体がYMCAのキャンプ場で、小豆島沖約1kmに位置する、
 周囲約2.2km、敷地面積約3万坪の無人島です。
小豆島銀波園から見える余島です。


余島の桟橋から、北の浜沿いにキャンプ場が見えてきます。

キャンプ場のグランドです。夏は緑の芝生に覆われています。

キャンプ場の入り口です。ここから先は、キャンプ参加者以外のお客さんは入れません。
















キャンプ場の食堂です。

食堂の前のグランドには、サッカーゴールも見えます。

食堂からキャビンへ登っていく小道が見えています。

食堂横の鐘とポストです。11泊12日の長期キャンプなどでは、
家に手紙を出す子どももいます。

藤棚の下には、グランドを見渡せる赤いベンチがあります。

グランドに立つトーテムポールも何年も前からあります。

キャンプ場のキャビンへ通じる小道です。



北の浜のスイミングエリアです。カヌーやパドルが見えます。

北の浜には、ローボートが置いてあります。






島の中腹にある余島インフォメーションセンターです。
キャンプ場以外のセンターのお客さんのフロントとなります。

余島センターのキャビンです。家族やグループでの宿泊が出来ます。

余島センターの食堂です。
南の浜から見たセンターの食堂です。



食堂の内部の様子です。

南の浜からは、遠く南に四国(高松市屋島)が見えます。
南の浜に続く砂浜、そして崎には岩場(象ガ鼻)が見えます。


余島の施設が現在の形に改築された1976年に置かれた石碑です。
これからも、多くの子どもたちや青年、そして家族が集い、
共に成長できる場としての余島でありますことを祈っています。