6月3日(水)の午前中に「入園のつどい」が年少組クラスごとに4回に分けて実施されました。
2階のホールにクラスごとに集まって開催されました。
園長先生のあいさつです。「みんなの幼稚園でのお仕事は、遊ぶことです」
キリスト教保育の信仰の源となる聖書の贈呈が行われました。
担任の先生の紹介です。「よろしくお願いします」
先生方によるパペットの手遊びです。
「入園のつどい」は、各クラス30分ほどのわずかな時間でしたが子どもたちにとっても、保護者にとって、また幼稚園にとっても、新しく始まる園生活のひとつの大切は時だったと思います。
分散登園のなか、6月8日(月)が年少組の初めての登園日となりました。
お母さんと小学生のお姉さんに手を引かれての登園です。
登園バスでやってきたお友だちです。ちゃんと自分で歩いてクラスへ向かいます。
さっそく園庭で遊び始める子どもたちです。
すぐに靴を脱いで水たまりで遊びだすお友だちもいます。
それを見ていた他の子どもも靴のままジャブジャブと入っていきました。
でもこの後、「くつが濡れちゃたよ~」と泣き出したお友だちでした。
水遊び、子どもたちは本当に大好きです。きっと幼稚園では靴もシャツもズボンもいっぱい汚してお家へ帰りますよ。
外遊びの時間が終わって、お片付けです。みんなちゃんと片づけてくれています。
いっぱい遊んだので、水分補給です。「あなたのコップは、はいこれですね」
ああ喉が渇いた。お茶が美味しいね。
この男の子たちは、二人で積み木を積んで「お~」と声を出して興奮していました。
私は静かに絵本を見るのが好きです。
幼稚園には初めて目にするものがたくさんあります。
先生が絵本を読んでいます。「たべたの だあれ」
先生の前にだんだん集まってきます。
でもみんながすぐに集まれるわけではありません。この男の子は外から部屋のなかの様子をじっと見ています。この時間もこの子にとっては、自ら動き出すための大切で必要な時間です。
さあダンスも始まりましたよ。「ホ、ホ、ホ、ホ、たのしいメロディ♪♪」
さあちゃんと靴下をはいて帰りますよ。
通園バスで帰るお友だちが、バスに向かいます。「ちゃんとついて来てくださいよ」
みんなそれぞれ乗るバスに乗り込みます。
お迎えのお母さんたちです。
「さようなら、また元気で来てくださいね」
幼稚園の入園は3歳児にとって、家庭・家族を離れて初めて経験する自分の世界なのかも知れません。これまでは親を独占して甘え、そして見守られ、ある時には指示されて動くことも多かったかも知れません。しかし幼稚園では独占できる先生はいませんし、自分で考えて遊びを選び、友だちとの関係も自分でつくっていかなければなりません。まさしく幼稚園の一番の値打ちは、「そこに親がいないこと」なのだろうと思います。
子どもたちには、一人ひとり自ら成長していく力が与えられています。そしてその力は他の誰とも比べる必要はありません。その素晴らしい一人ひとりの力を信じて、子どもたちが自ら成長していくことを見守っていきたいと願っています。