年長組の子どもたちは、7月25日~26日でお泊り保育を行いました。
25日の午後、お母さん・お父さんと一緒に登園して来ました。
夕食用のスプーンや歯ブラシなどを並べていきます。
夕食の準備の前にはきちんと手洗いです。
じゃがいもと人参を包丁で切っていきます。
添える手は猫の手です。
水着に着替えて体育館で準備体操です。
プールの前にはしっかりシャワーを浴びます。
この日は年長組全員がプールに入りますので、プールは子どもたちでいっぱいです。
おやつのゼリー、きな粉もち、ジュースもあります。
ちゃんと座って食べています。
スライムやシャボン玉もありますよ。
夕食の用意が整いました。
食前のお祈りをして、「いただきます」。
みんなで作ったカレーは、美味しいです。
夕食後のハミガキです。「はい、アーンしてくださいよ」
夕べの集いでは、クラスごとにお歌を披露しました。
少し暗い中でお話を聞きました。
先生たちはお布団を敷いて寝床の準備をしています。
クラスごとに「はいポーズ!」 そして「おやすみなさい」
朝になりました。みんな起きはじめます。
みんなで力をあわせて布団をたたみます。
すごい、ひとりで布団を運んでいますよ。
朝の散歩にお出かけです。「行ってきま~す」「行ってらっしゃい」
幼稚園の前の井吹西公園です。みんな走り出します。
ほらあそこに「せみ」がとまってるよ。
この男の子はひとりで、こんなにたくさんの蝉の抜け殻を見つけてきました。
朝食のパンとジュース、お茶を受け取ります。
みんな思い思い集まって朝食をいただきます。
先生たちも、「お泊り保育、最高!」
園長先生のお祈り
そして解散です。「みなさん、さようなら」
お母さんやお兄ちゃん、お姉ちゃんがお迎えに来てくれました。
幼稚園の一番の値打ちは、「そこに親がいないこと」なのかも知れません。そこでは、子どもたちは自分で考えて、判断し行動することが求められます。自分の思い通りにならなくても、自分が判断して決めたことを誰の責任にも出来ません。自分で更に考えて工夫したり、やり直したりする経験を通して、子どもたちは自分の力で成長していくのです。
しかし、親がいつまでも「大丈夫だろうか」「ちゃんと出来るのか」等と心配しているとその気持ちも子どもは敏感に感じるでしょう。そうではなく、「あなたは大丈夫」「信じているよ」という親の気持ちと言動が、子どもを一番安心させて、自信を持たせることを忘れてはいけないでしょう。
親が親として成長することが、子どもが成長していくには一番大切なことであるということを忘れないでいたいと思います。