年長組の幼児体育教室の参観です。
ターザンロープ登りに挑戦です。
腕の力だけで登るのではありません。
全身の力を上手に使って登ります。
力を出すためには 力があれば良いというものではありません。
力を出すためには、気持ちが大切です。
意識を集中してこそ、自分の持っている力を出すことが出来ます。
女の子も登ります。
腕力ではなく、身体のすべての筋肉を上手に使えば登ることが出来ます。
他のお友だちが、登っている姿が一番のお手本です。
僕も私も、登りたいという気持ちがまず大切です。
そして、どうすれば登れるんだろうという目でしっかりと観察しています。
ロープに登る練習をするから、ロープに登れるわけでもありません。日頃から自分の身体をいっぱい使って遊んでいるからこそ、バランスのとれた身体の使い方が出来るのです。
幼児期の子どもにとっての運動は、何かの種目が出来るようになることでも、何かの技術を習得することでもありません。
その前提となる身体の使い方、力の使い方、バランスのとり方などといった、様々な動きを経験することが大切なのです。