2016年12月19日月曜日

クリスマス



神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得る為である。
(ヨハネによる福音書 3:16






子どもたちは、クリスマスにプレゼントを貰うだけではなく、大好きな家族へプレゼントしたいと、幼稚園での製作に励みます。



クリスマスカードも書いています。





毛糸でリリアン編みをして出来た作品です。

誰にプレゼントするのでしょうか。
今日はプレゼントを詰めた手提げ袋を持ち帰ります。
年長児が降誕劇でメッセージを伝えてくれました。
全園児でのクリスマス会の祝会です。






 イエスはその生涯を通して、愛することの大切さを私たちに示してくれました。
憎しみと争いが連鎖する社会ではなく、許しと平和にあふれた世界を創造することが私たち人間に課せられた使命です。
 しかし、未だに人間は自分の側の国家、宗教などを絶対視して、それとは異なる民族、宗教を排除しようとしていますし、また自分の側の利益だけを考える人間は、他者の不利益や困窮などの状況を顧みることはなく、自分の側の論理だけを振りかざします。

 幼稚園で子どもたちは、世界YMCAYWCA合同祈祷週に自分中心の祈りではなく他者のために祈ることを経験し、また国際協力募金を通して自分の小さな力でも他者のために役立つことを知っていきます。そして、クリスマスを迎える4週間前からアドベント(待降節・降臨節)に入り、クリスマスを迎える心の準備を行っていきます。

 子どもたちが、他者への思いやりと、分かち合う喜びを持ち続けて成長することを祈り、感謝と喜びをもって共にクリスマスを迎えたいと思います。