園庭では遊べませんが、保育室でのコーナー保育の様子を見てみましょう。
コーナー保育が行われる部屋の前には、どんなコーナー遊びが行われるか看板が出されています。
「折り紙」
「せいさくコーナー」
本日のせいさくコーナーには、お手紙・郵便屋さん・折り紙・カレンダーつくり・毛糸手芸などがあるようです。
みんなが文字を書ける訳ではありません。
でも、そんなお友だちでも絵を描いたりして、お友だちへ渡したいという気持ちをこめてはがきを書いています。
書きあがったはがきに切手を貼ります。
宛て先のクラス別に,クラスカラーの切手があります。
「すみれ組宛ての切手下さい」
「はい、水色の切手をはって下さい」
ポストに投函されたはがきはすぐに郵便配達のお友だちが配達します。
切手の色をみて何組に配達するのかが分かります。
「えーっと、これはどこへ配達するのかな」
郵便屋さんは2階の保育室まで上がって行きます。
「えーっと、これはどこへ配達するのかな」
郵便屋さんは2階の保育室まで上がって行きます。
「折り紙」
棚の中から好きな色を選びます。
鶴を持っています。
自分で作ったのでしょうか。
6月の見本を見て傘の絵を描いています。
梅雨の季節と知っているかどうかは分かりません。
クリスマスのプレゼント作りから始まった毛糸編みもいまだに人気の遊びです。
クーゲルバーンで造る橋脚の上をビー玉がころがります。
こんなに高い塔も造ります。
「かるた取り」
読み札を読む子どもと、絵札を取るお友だちときちんと役割を分けて楽しんでいます。
「ハーイ、私が取りました」 |
こちらは、坊主めくりです。 |
坊主が出て、ちゃんと山札の横に置かれています。 ルールをきちんと理解しています。 |
コーナー遊びの時間が終わってお片づけです。 |
みんな、もくもくと片付けます。
毎朝確保されているコーナー遊びの時間だからこそ、「また明日も遊ぼう」と納得して片付けます。
色えんぴつも色を確認して、それぞれの筆箱に入れていきます。 |
クレヨンも同じように並べる順番も決まっています。 |
絵を描く机に敷いてあったテーブルクロス(製作シート)をたたみます。 |
ひとりでは難しいことも協力してすれば簡単です。
「椅子は5つ重ねるんだよ。」
年長のお友だちが教えてくれます。
出ていた椅子も片付けます。 |
「椅子は5つ重ねるんだよ。」
年長のお友だちが教えてくれます。
クラス保育が始まりました。 今日は雨なので各クラスで朝の体操・ダンスをしました。 |
保育室に貼られている讃美歌の歌詞です。
文字が読めない年少児も、耳で聞いて覚えた歌詞が文字で表されているのを見る経験をします。
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「しりとり遊び」が文字と絵で書かれています。
文字を教わるのではなく、言葉と文字に興味をもつことが一番大切です。
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幼稚園という環境の中で、子どもたちは様々な興味・関心を示します。 見て、触れて、やってみて、知識からではない大切なことを学んでいきます。 友だちとのつきあい方も、決して誰かから教わることは出来ません。様々な体験を通してこそ学んでいくことが出来るものです。 子どもたちにとって、幼稚園という環境がいつも豊かなものであるようにと願っています。 |