2017年6月20日火曜日

YMCA交流会

神戸YMCAのふたつの幼稚園である西神戸YMCA幼稚園とYMCAちとせ幼稚園、そして学園都市にあるYMCA保育園、西神戸YMCA保育園、学園都市YMCAこども園が一堂に会してYMCA交流会が行われました。今回は、この五つの園の年長児がYMCAちとせ幼稚園の体育館に集まり、「ミニ運動会」を行い様々な交流を持つことが出来ました。



学園都市から保育園のお友だちが幼稚園のバスに乗ってやってきました。


西神戸YMCA幼稚園のお友だちも到着しました。
YMCAちとせ幼稚園の園庭から体育館に向かいます。
組み立てプールも見えています。



ウエルカムボードがお出迎えです。




体育館前のプレイグランドには園ごとの荷物置き場が用意されていました。


ちとせ幼稚園の体育館に全員が揃いました。


園ごとの紹介です。
今日は園ごとに分かれての運動会ではなく、8色の帽子の色ごとに五つの園の子どもたちが分かれてチームを作っての運動会です。



全員が8色のカラー帽子ごとに集まります。
全員で「ちびっ子忍者体操」をしました。

「パワーをあつめろ!玉いれ大会」です。

「落としちゃだめ!タマゴレース」です。


「○×クイズ」です。

「ミニ運動会の結果発表」が行われました。


お弁当も各チームごとに頂きました。




さよならの時となりました。ちとせ幼稚園のお友だちがフェンス越しにお見送りです。


バスが出発します。
「YMCAちとせ幼稚園のお友だち、さようなら!」

 幼児期の子どもたちにとっては、日常的には限られた仲間と家族の中での人間関係を経験するに留まりますが、今回のように初めて出会った仲間と同じチームを組んで運動会を経験することは貴重な体験です。気心知れた友だちではなく、「この子はどんな子かな?」という思いを持ちながら相手を受け入れ、また自分を伝えていき、結果的にはそのことが楽しかったという経験をすることもまた大切な経験だと思います。
 様々な人間関係が現代人にとっての課題と言われていますが、幼児期から人間の楽しさ優しさを経験してこそ、将来に渡る人間関係の基礎が築かれるのではないでしょうか。
「遊ぶの大好き、友だち大好き、幼稚園大好き」、そんな幼児期を過ごせることの大切さを忘れずにいたいと思います。




2017年6月6日火曜日

神戸聖ミカエル教会訪問

年長組が神戸聖ミカエル教会を訪問して礼拝を守りました。



神戸聖ミカエル教会は、日本聖公会の神戸教区大聖堂として神戸市中央区下山手通にあります。
http://www.kobe-michael.org/index.html

                     
みんなでバスに乗って教会へ向かいます。

園児の後列には保護者の方々が着席されています。



礼拝がはじまりました。

原田先生のお話に耳をかたむけます。



司祭服(チャジブル)を着た原田先生。いつもと違う!

原田先生より園児一人ひとりに祝福を頂きました。




パイプオルガンを演奏して頂きました。

パイプオルガンの演奏スペースです。



いばらの王冠です。

十字架につけられたイエス様。



聖体ランプが赤く灯っています。

祭壇を囲むように取り付けられたステンドグラスです。


天使ミカエルです。






祭壇を正面に見ました。















 いつもは幼稚園のホールで行われる毎週の礼拝ですが、大きな教会を訪問しての礼拝は子どもたちにとっても新鮮なものだったでしょう。聖堂に入った瞬間、子どもたちは何を感じたのでしょうか、一人ひとり静かに聖堂内を見回しながら席につきました。また事前にお知らせしていた年長児の保護者の方も約50名来られていて、共に礼拝を守ることが出来ました。初めて教会での礼拝を体験した保護者の方々も多かったと思いますが、またそれぞれどんなことを感じられたのでしょうか。
 幼児期に、子どもたち一人ひとりが神によって創られた大切な存在であることを知り、そしていつも愛し見守っていて下さる神の存在を感じることはとても大切なことです。子どもたち一人ひとりが神と人々に愛されて育ち、それぞれに与えられた異なる賜物を活かして成長していくことが出来ることを祈っています。












2017年6月2日金曜日

トライやる・ウィーク

トライやる・ウィークとして、西神中学校と櫨谷中学校から合わせて7名の中学2年生の女子生徒が、月曜日から金曜日までの5日間幼稚園の保育に参加してくれました。


 朝の子どもたちの受け入れから一日はスタートします。

中学生は先生ともまた自分のお姉さんとも違う存在で、子どもたちは興味津々です。

ちゃんと子どもの目線に合わせて対応できていますよ。

子どもたちの鉄棒もちゃんとサポートしてくれていました。

砂場でも一緒に遊んでくれています。

一人の子どもにきちんと向き合うことはとても大切なことです。

手をつなぐことも素晴らしいコミュニケーションのひとつです。




今日はトライやる最後の日。全園児が集まってお別れをします。
西神中学校の二人は「なぞなぞ遊び」をしてくれました。



彼女はけん玉を披露してくれました。




                                                                                                           

一人の生徒は子どもたちのリクエストに答えて即興で絵を描いてくれました。


「桃」と「トマト」の絵でした。

この3人は、クラリネット、トロンボーン、ピアノで「勇気100%」の演奏を披露してくれました。


 幼稚園という環境でのトライやるウィークは、中学2年生にとってはどのような体験なのでしょうか。幼稚園の先生や園児との時間は、日常の人間関係とは異なる新鮮なものだったことでしょう。そして人間関係が希薄化する地域社会の中では、話すこともない中学生と幼稚園児がここで知り合い、街中で出会うこともあるかも知れません。そんな時には気軽に声をかけ合うことが出来るのであれば、それもまた素晴らしいことでしょう。
 人が人と出会って、人間の楽しさや素晴らしさを感じることの出来る社会であるように、これからも幼稚園としてなすべきことを進めていきたいと思います。